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メガネの反射・映り込みはなぜ起こる?外面の反射・内面の反射それぞれの原因と対策 - Zoff MAGAZINE

メガネの反射・映り込みはなぜ起こる?外面の反射・内面の反射それぞれの原因と対策

Zoffのメガネライフマガジン Zoff MAGAZINE

メガネの反射・映り込みはなぜ起こる?外面の反射・内面の反射それぞれの原因と対策

メガネの反射・映り込みはなぜ起こる?
外面の反射・内面の反射それぞれの原因と対策

  • 2022.08.12
  • HOW TO

メガネにまつわるお悩みの1つとして、「反射」「映り込み」を感じられた事はないでしょうか。
今回は、なぜ反射や映り込みが起きるのか?そして対処法はあるのか?気になるポイントについてまとめていきたいと思います。

#メガネの反射・映り込みとは?

「反射と映り込み」とは具体的にどういうものでしょうか。これには大きく2種類あります。

レンズ内側の反射

1つはレンズ内側からの反射です。

蛍光灯や窓からの光など明るい物が後方にあると、それがレンズの内側に反射して目に入ることがあります。これが視界の中に後方の光が見えている状態です。

目の端にチラチラと光が見えて目が疲れる・気になって集中できないなどのケースは、レンズ内側の反射が原因の可能性が高いでしょう。位置や大きさは背後にある光源次第ですので、一概には言えません。

レンズ外側の反射

もう1つはレンズ外側の反射です。

外から見るとメガネが光って見える状態です。外側の反射については、メガネをかけている自分自身は気づきません。写真を撮ったり、最近ではビデオ会議をして自分の顔をカメラ越しに見た際に気づくことが多いようです。

どれくらい光るかは角度やレンズの状態にもよりますが、かなり目立つケースも少なくありません。
ビデオ通話の際に顔に近い位置にリングライトを使ったり、PC内蔵のWebカメラを使ったりしている関係で、モニターが顔の近くにあるなど、強い光がレンズの近くにあるケースでは、くっきりと出ることがあります。

レンズ外側の反射によって、メガネをかけている人が見えづらさを感じることはありませんので、外見を気にしなければ対処は必要ないでしょう。しかし、SNSなどに公開するしないにかかわらず、写真を撮ったときの印象が良くない事を気にする方は多いようです。

※ブルーライトカットコート・くもり止めコートはそれぞれ仕組み上、青光り、白光りが起きることがありますがこれは正常なものです

#反射防止コートが効果的

映り込みを改善するために、まずご検討頂きたいのは「反射防止コート」です。反射防止コートは、「反射を抑え透過率を上げて見えやすくする」役割を持っています。

レンズは透明なのに反射?と思われるかもしれません。

しかしレンズやガラスのような透明な物でも、低い割合ですが光は反射します。窓を見たときに光って外側が見えないことがあるのも反射が原因です。人間の目は感度が高いため、ちょっとした反射でも気になってしまうのです。

また、薄型レンズにするとレンズの屈折率が高くなります。屈折率が高いと反射は一般的に多くなります。
そこでレンズの表面から入ってくる光に対して、以下の様にコーティングを施し反射光を減らします。

また、表面から入ってくる光だけではなく、レンズの裏面に入ってくる光の反射も映り込みを起こします。これもコーティングで減少させることができます。

こうすることで、外側も内側も反射による光を減らすことができます。

その結果、外側からの反射を抑えることに加えて、透過した光がレンズ内部で反射し、蛍光灯などが二重に見えてしまう「ゴースト現象」を抑える効果もあります。

Zoffでは標準レンズにもこの反射防止コートを標準装備しています。こちらを「マルチコート」と呼んでいます。

なぜマルチコートと呼ぶかというと、可視光線の全範囲に対して効果を出すために、何層もの異なったコーティングを重ねているからです。また、その前後に撥水コートやハードコートなども重ねています。

このように繊細にコーティングをしていますので、反射が気になる方はメガネ専門店できちんとコーティングされているレンズに変えるだけで解消するケースがあります。専門店ではない店で販売されているメガネには反射防止コートがされていないものもあります。

#反射防止コートが剥がれてしまわないように注意

反射防止コートを施したら、剥がれないようにケアすることが重要です。基本的にはメガネを正しくケアしていれば問題ありません。

熱に注意

メガネのコーティングは熱に弱いです。厳密には、熱を与えたときレンズは膨張しますが、コーティングは膨張しないため、ひび割れが起きてしまうのです。

サウナで使ったり、温度が上がりやすい車のダッシュボードに放置したり、ドライヤーの温風を当てたり、あるいは焼き肉やバーベキューで長時間、顔を炎の近くに近づけることは避けましょう。

化学物質に注意

化粧品や整髪料に含まれる化学物質がダメージを与えることがあります。また、掃除の際に使う酸性洗剤やアルカリ性洗剤も注意が必要です。

このようなメガネのクリーニングについてや、メガネの取り扱いで気をつけた方が良い点についてはこちらの記事や動画をぜひご覧下さい。

お気に入りのメガネ・サングラスが長く使える!お手入れから保管までを解説
https://www.zoff.co.jp/shop/k/k15/




【メンテナンス動画】メガネのクリーニング方法 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mlyTTMyCYUU

レンズのキズと同様にコーティングが剥がれてしまうと、それを直すことは難しいです。レンズ交換になりますのでご注意下さい。

メガネのレンズにキズが…自分でも直せる?
https://www.zoff.co.jp/shop/k/k81/

#Zoffのレンズはマルチコート標準装備

Zoffは標準レンズでもマルチコートが標準装備です。また、紫外線を約94%カットするUVカットコートも標準装備です。

傷つきやすい環境で使われる場合はスーパーハード・コート(オプション)もご用意しております。レンズのキズだけではなくコーティングの剥げに対しても強くなります。

日常的に使う物ですから不快感はできるだけ減らしたいですし、外から見たときの見栄えも気になるものです。お悩みの方はお気軽に店頭スタッフにご相談下さい。