メガネのサイズはどこで見る?オンラインで購入する方法も
- 2023.06.01
- LIFE STYLE
メガネのサイズが合わないと、掛け心地が悪くなったり、見えづらく感じてしまいます。今回は、メガネのサイズの見方や平均値を解説します。サイズが合っていない場合の対処法や、オンラインの購入で失敗しない方法についてもあわせてご紹介するので、最後までご覧ください。
# メガネのサイズはどこに書かれている?
メガネのサイズは、左右どちらかのテンプル(つる)の内側に記載されています。例えば、「53□16-143」のように表示があり、数字によってメガネのサイズは変化します。表記の見方は、下記で詳しく見ていきましょう。
# メガネのサイズ表記の見方
- A レンズの横幅:50mm
- B ブリッジの横幅:17mm
- C テンプルの長さ:135mm
メガネのサイズ表記は、多くの場合は左右どちらかのテンプルの内側に「50□17-135」のように記載されています。また、購入時にラベルやタグが添付されていることもあります。「50□17-135」という表記であれば、レンズ幅:50mm/ブリッジ:17mm/テンプル135mmという意味です。フレーム幅は、(片方のレンズ幅×2)+ブリッジ幅で計算します。
# メガネサイズの平均
Aレンズの横幅 |
Bブリッジの横幅 |
Cテンプルの長さ |
|
男性 |
52〜56mm |
18mm |
145mm |
女性 |
50〜54mm |
16mm |
140mm |
子ども |
40〜48mm |
14〜15mm |
130〜140mm |
メガネサイズの平均は、上記表の通りです。
小さめサイズのレンズを探しているなら、キリッとした印象を与えられるスクエア型やラウンド型がおすすめ。大きめサイズのメガネであれば、ウェリントン型から探してみると見つかる可能性が高いでしょう。
# メガネのサイズが合っていないときの6つのサイン
メガネのサイズは、あなたの顔の大きさに合わせて選ぶことが大切です。購入したときはぴったりサイズでも、経年劣化によってテンプルの幅が広がったり歪んだりすることもあります。掛け心地が悪いと感じたら、まずはお店で調節してもらいましょう。もし、調整してもよくならない場合は新たに購入することも検討する必要があります。
1.鼻にメガネ跡ができる
メガネを外した時に鼻にメガネ跡がつくのは、サイズが合っていないサインです。メガネが小さすぎると、鼻にかかる重みが集中して跡ができます。逆に、メガネが大きすぎる場合は、鼻にしっかりとフィットせず滑りやすくなります。
2.メガネがずり落ちる
メガネのサイズが合っていないと、メガネがずり落ちます。小さすぎるメガネだと、耳や鼻にしっかりとフィットせず、動いてしまう原因に。また、メガネが大きすぎる場合も、重心が前にかかって、ずり落ちやすくなります。
3.テンプルが耳に当たって痛い
メガネが小さすぎると、テンプルの部分が耳に食い込んで圧迫感が生じます。また、メガネが歪んできた時にも、テンプルが耳に当たって痛いと感じることがあります。メガネをかけたまま寝たり高温の場所に放置したりするのは、メガネの歪みの原因です。
4.ピントが合わない
メガネのサイズが合わなかったりフレームの歪みやネジの緩みがあったりすると、瞳とレンズの焦点にズレが生じます。その結果、ピントが合わずに見えにくさを感じてしまう可能性も。ピントが合わないと距離感が分かりにくくなるので、車の運転などに危険を伴うでしょう。
5.目が疲れやすい
メガネのサイズが合わないと、レンズと瞳の焦点がズレてしまいます。このズレを調整するために目の筋肉に負担をかけることで目が疲れやすくなります。
6.頭痛を起こしやすい
フレームのサイズや鼻パッドの位置が適切でないと、過度な締め付けやピントのずれが原因で頭痛を引き起こすことがあります。また、購入時は適切な位置でかけられていても、使用していくうちにフレームが歪んでしまい、知らず知らずのうちに適切な場所からずれていることもあるため注意が必要です。
# オンラインショップでサイズの合うメガネを購入する方法
本来、メガネを購入する際は、店舗で実際にかけてみるのが確実です。もし、オンラインでメガネを購入する場合は、手持ちのメガネと同じサイズを選ぶと失敗しにくいでしょう。さらに、届いてみて合わないと感じたりフレームが歪んでしまったりした場合に備えて、アフターサービスや保証の有無もチェックしておきましょう。最初に合わないと感じても、店舗で微調整することで、ある程度はサイズを合わせられます。
Zoffでは、他の店舗やオンライン購入したメガネであっても、無料で調整に対応しています。レンズやテンプルが歪んでしまった場合は正しい位置に調整するサービスや、鼻パッドが破損したり汚れた場合に新しいものに交換するサービスもありますので、ぜひご利用ください。
# メガネのサイズに関するよくある質問
メガネのサイズ選びに関するよくある質問をまとめてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Q.メガネの天地幅のサイズはどのくらいが目安?
A.顔の縦の長さの1/3以内
メガネの天地幅とは、レンズの上下の幅のことです。顔の眉尻からあご先にかけてを3分割したとき、上1/3の範囲にメガネの天地幅が収まると、全体のバランスが良く見えます。
Q.メガネは小さめがいいって本当?
A. 基本的には、自分のメガネのフレーム幅と顔幅は全く同じか、フレームのほうがやや大きめにすると良いバランスです。
幅が顔幅より狭いと、顔が相対的に大きく見えたり、顔がテンプルに締め付けられて頭痛の原因になったりするため注意が必要です。
Q.目が大きく見えるメガネの選び方は?
A.フレームが太くて濃く、フェイスラインに沿ったデザインのものを選ぶ
フレームが太くて濃いものを選ぶと、「デルブーフ錯視」と呼ばれる円を少し大きい円で囲むと大きく見える錯覚により、目が大きく見えます。また、フレームのサイドラインが、フェイスラインにきれいに沿うデザインのものを選ぶと、顔の縦幅のバランスが良くなり、目元がはっきりと際立って見えるでしょう。
Q.メガネフレームPDとは?
A.瞳孔間距離のことで、メガネを作るときに重要な値
PD(Pupillary
Distance)とは、「瞳孔間距離」の略語です。瞳孔間距離とは、まっすぐ前を見たときの右目の瞳孔から左目の瞳孔までの直線距離のことです。実際のPDとメガネフレームPDがずれていると、目に負担がかかるため、自分に合ったメガネを選ぶときに必要不可欠な値です。
# あなたにぴったりなサイズのメガネを選ぼう!
今回は、メガネのサイズ表記やメガネサイズの平均など、メガネのサイズについて詳しく解説しました。サイズが合わないメガネや歪んでしまったメガネの使用を続けると、掛け心地が悪いだけでなく頭痛の原因になってしまうこともあります。メガネのサイズは、あなたの顔に合わせて選ぶことが大切です。またメガネは、フレームのサイズや太さを工夫することで、小顔やデカ目に見せる効果も期待できるアイテムです。たくさんのメガネを比較して、あなたにぴったり合うものを見つけましょう。
Zoffのライフスタイルマガジン「Zoff
MAGAZINE」には、他にもメガネ選びに役立つ情報が盛りだくさん。オシャレを格上げしてくれるメガネや小顔メガネ、デカ目になるメガネについて知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
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