「メガネ跡」への正しい対処とは?
消し方・防止・軽減について
- 2021.09.12
- HOW TO
メガネを外すと、鼻にメガネ跡ができてしまった…という経験をお持ちの方は少なくないはず。そしてメガネ跡は赤く目立つため、「どうにかして消したい」ものですよね。
そこで、この記事では、メガネ跡ができる原因と対策についてご紹介します。また、メガネ跡をできにくくする商品もご紹介します。
メガネ跡を防止できれば、メガネを外すことを躊躇することも少なくなるはず。より快適にメガネを使うためにぜひご覧ください。
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#なぜメガネ跡ができるの?
メガネ跡ができる原因としては、主に以下が挙げられます。
- メガネが重い
- 鼻パッドが鼻に合っていない
- メガネの幅が広がっている
- メガネのテンプル(つる)が耳に合っていない
- メガネそのものが顔に合っていない
また、メガネの構造上どうしても跡がついてしまうこともあります。メガネは耳の後ろと鼻で重さを支える構造です。しかし、レンズがある分、耳より鼻に重さがかかりがち。つまり、鼻筋が鼻パッドで長時間押さえ続けられることで、メガネ跡ができてしまうことがあるのです。
自然にできるものとはいえ、メガネ跡を放置すると色素が沈着して消えにくくなってしまう可能性があります。メガネ跡の原因に合った対策を行えば、メガネ跡が気にならなくなるかもしれません。
メガネ跡ができる仕組み
メガネ跡は、メガネの鼻パッドが皮膚を圧迫することによってできます。鼻パッドはメガネを正しい位置にキープするためのものですが、何らかの原因で鼻パッドにメガネの重さが強くかかってしまうと、メガネ跡ができてしまうのです。
鼻の皮膚が圧迫されると、一時的に血行が悪くなります。これによってメガネ跡特有の、赤い跡ができるのです。
日常的にメガネをかけている方は、メガネ跡を放置してしまう傾向があります。すると、メガネ跡のある部分の代謝が低下し、色素沈着を起こしてしまうことも。その結果、メガネ跡が消えなくなってしまう恐れがあります。
メガネ跡ができる原因
メガネ跡ができる主な原因は、以下のようなものがあります。
メガネが重い
メガネそのものが重いと、メガネ跡ができやすくなります。なぜなら、レンズやフレームが重ければ、その分鼻パッドにかかる力が大きくなるからです。
どの程度の重さでメガネ跡ができてしまうかは、人によって違います。そのため、どの程度の重さまでならメガネ跡ができない、とは一概に言えません。
しかし、メガネを新調する際は、軽いものを選ぶに越したことはないでしょう。メガネが軽ければ、鼻だけでなく耳や肩への負担も軽減することができます。
鼻パッドが鼻に合っていない
鼻パッドの角度や幅が自分の鼻に合っていない場合も、メガネ跡ができやすいです。鼻パッドは、鼻筋に沿ってフィットしているのがベストな状態。この状態なら鼻パッド全体にメガネの重さが分散され、メガネ跡はできにくいでしょう。
しかし、フィッティングが不十分なメガネを使っていると、鼻パッドが自分の鼻筋に合わず、メガネの重さがかかる場所が偏ってしまいます。鼻パッドの一部に力がかかり、メガネ跡ができてしまうこともあるでしょう。
メガネの幅が広がっている
購入時にきちんとフィッティングをしたメガネでも、メガネ跡ができることがあります。使っているうちに、メガネの幅が広がってしまったからかもしれません。
メガネのテンプルを片手で外すと、メガネの幅が広がりやすくなります。メガネの幅が広がると、テンプル部分が顔の側面にフィットしません。すると、メガネを耳の後ろと鼻だけで支えることになります。
その結果、メガネの鼻パッドにメガネの重さが必要以上にかかり、メガネ跡ができてしまうのです。
メガネのテンプル(つる)が耳に合っていない
メガネのテンプルが耳にフィットしていない場合も、メガネ跡ができやすいです。テンプルが耳より手前で曲がると鼻の圧迫につながります。また耳も圧迫されて痛みの原因にもなります。逆に曲げ位置が後ろ過ぎるとズレやすく、鼻にかかる負担が増えます。しっかり自分自身の耳の位置に合わせた調整ができるメガネを選ぶことが大切です。なお、適正なテンプルの長さの判断は自分自身では難しいので、スタッフと相談して決めるのがオススメです。
テンプルが浮いていたり、長すぎたりすると、耳でメガネを支えることができません。その結果、鼻パッドにメガネの重さがかかってしまい、メガネ跡の原因になります。
メガネそのものが顔に合っていない
フィッティングをしないで購入したメガネは、顔に合っていない可能性が高いです。その場合、鼻パッドがフィットせず、力が偏ってかかることでメガネ跡ができてしまいます。
購入後に体型が変わって、メガネが顔に合わなくなることもあります。顔に対してメガネが大きすぎるとテンプルがうまく機能せず、鼻パッドに重さがかかりやすくなってしまうのです。メガネが顔に合っていないとメガネ跡ができるだけでなく、鼻に痛みを感じることもあります。
#メガネ跡ができてしまったら
メガネ跡を目立たなくする方法としては、このようなものがあります。
- マッサージで血行を良くする
- スキンケアを入念に行う
- メイクでカバーする
- メガネをこまめに外す
メガネ跡ができてしまったときの応急処置として、覚えておくことをお勧めします。
蒸しタオルとマッサージで血行を良くする
メガネ跡は、鼻パッドが当たる部分の血行不良が原因で起こります。つまりメガネ跡を消すには、血行を改善する必要があるのです。
まずは蒸しタオルを用意して、メガネ跡のある部分をよく温めましょう。皮膚が温まるだけでも、血行が促進されます。
そして、メガネ跡の部分を指でやさしくマッサージします。このとき強く押しすぎず、血液が流れるように意識するのがポイントです。このマッサージによって血行が良くなり、メガネ跡と痛みが改善します。
スキンケアを入念に行う
すでにメガネ跡が色素沈着してしまっている場合は、スキンケアで徐々に消していきましょう。肌をケアしながら新陳代謝を高めることで皮膚が生まれ変わり、メガネ跡が消えます。
手軽にできるスキンケアとしては、洗顔した後の保湿が挙げられます。皮膚が乾燥すると色素沈着を除去しにくくなってしまうため、肌に潤いを持たせることが重要です。
また、週に1回のペースでピーリングを行うとより効果的でしょう。ピーリングには古い角質を取り除き、肌の代謝を高める効果があります。
ただし、やりすぎると肌を傷めてしまうので注意が必要です。多くても週に1回程度の頻度で行うようにし、徐々にメガネ跡を消していきましょう。
メイクでカバーする
根本的な改善にはなりませんが、メガネ跡をメイクで隠すという方法もあります。コンシーラーを塗れば、メガネ跡がきれいに消えるでしょう。
厚塗りをしたくない方は、パウダーファンデーションやフェイスパウダーなどがおすすめです。ふんわりと軽く乗せるだけでも、メガネ跡が目立たなくなります。
メガネをこまめに外す
メガネ跡が気になるのであれば、メガネをこまめに外すようにしましょう。メガネの圧迫から鼻を開放することで、血行が改善されます。これによって、長時間メガネをかけているときよりもメガネ跡が目立たなくなるでしょう。
このときに鼻筋をマッサージすれば、より効果的です。
#そもそも、 跡が残らないメガネを選ぶ
自分の顔に合っているメガネをかけていれば、メガネ跡は残りません。つまり、メガネ跡ができないようにするためには、自分に合うメガネを選ぶことが大切です。
鼻パッドの素材を変える
鼻パッドの素材を変えることで、メガネ跡がつきにくくなることがあります。例えば、自分の鼻筋に合わせて微調整ができる鼻パッドに変えると、鼻にフィットします。
また、接地面積が広い鼻パッドを選べば、メガネの重さが分散されるのでメガネ跡ができにくくなるでしょう。さらに、鼻パッドはシリコンなどの柔らかい素材のほうが、鼻に負担をかけません。
「Zoff SMART」では、微調整ができる「クリングスタイプ」と、接地面積が広い「シリコンスライドタイプ」の鼻パッドを展開しているので、自分に合う鼻パッドを見つけられるでしょう。
また「Zoff SMART」は、ネジが緩んでメガネが広がってしまわないよう、オリジナルの蝶番を採用。これによって、フィット感のある使い心地を実現しています。
軽いメガネを選ぶことでも、メガネ跡を軽減することができます。メガネが軽い分、鼻にかかる重さが減るからです。例えば「Zoff PC」は、メガネを長く使う方のために、軽量素材を採用しています。
さらに、頭部を包み込むフィット感抜群の“抱き込みテンプル”を採用したモデルや、自由に曲がって簡単に調整できることで耳が痛くなりにくいラバーモダンを使ったモデルもあります。
「Zoff PC」は、そのような理由から長時間デスクワークをする方などにおすすめです。
フィッティングをし直す
メガネ跡ができたら、フィッティングをし直しましょう。使っていくうちに、メガネは徐々に幅が広がったりネジが緩んできてしまうものです。メガネをフィッティングし直すなら、そのメガネを購入したお店に行くことをおすすめします。
新しくメガネを購入する際も、フィッティングは重要です。できれば店舗に足を運んで、お店のスタッフに自分に合うよう調整してもらいましょう。
軽いメガネを選ぶ
メガネそのものを軽くするだけでも、メガネ跡の予防につながります。メガネが軽ければ耳や肩への負担も軽減され、長い時間かけていても不快感がありません。
「SUPER LIGHT」は、独自の超軽量素材を使用したメガネです。日常的にメガネをかけることを想定し、できる限りフレームを軽くしてあります。
商品によって重さは異なりますが、中にはフレームの重さが10g以下のものも。かけていることを忘れるくらい軽いので、デイリーユースにもおすすめです。
「SUPER LIGHT」は耳の後ろが痛くならないように、モダン部分にゴム素材を使用しているものも多数あります。
自分でフィット感を調節できるので、鼻への負担も少ないでしょう。ぜひお近くの店舗で、実際のかけ心地を試してみてください。
商品の価格は掲載当時の内容です。