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お風呂メガネは実はダメージが大きい、おすすめのお風呂でのメガネの使い方 - Zoff MAGAZINE

お風呂メガネは実はダメージが大きい、おすすめのお風呂でのメガネの使い方

Zoffのメガネライフマガジン Zoff MAGAZINE

お風呂メガネは実はダメージが大きい、おすすめのお風呂でのメガネの使い方

お風呂メガネは実はダメージが大きい、おすすめのお風呂でのメガネの使い方

  • 2021.10.15
  • LIFE STYLE

視力が低く、裸眼だと周りがよく見えないため、普段からメガネが手放せないという方は多くいます。日常シーンのなかで、そのような方を悩ませるのがお風呂ではないでしょうか。

「裸眼での入浴は周りがよく見えず不安」「メガネをお風呂場に持って行って問題はないの?」と悩まれている方もいるかもしれません。

結論、メガネはお風呂で使うと大きなダメージを受けます。普段使いのメガネをお風呂で使うのはおすすめできません。

この記事では、メガネがなぜお風呂でダメージを受けるのか解説をするとともに、お風呂でメガネを使いたいときにおすすめの方法も紹介します。

#メガネをお風呂で使用することの問題点と理由

メガネのレンズは熱に弱く、お風呂で使用すると劣化を早める原因となり得ます。また、お風呂は湿度が高く、メガネのレンズが曇ってしまい視界が悪くなるため、メガネが破損する可能性が高まると同時に、ケガにつながる恐れも出てきます。

あらかじめ、お風呂でメガネを使うデメリットやリスクを把握しておきましょう。

メガネの弊害、破損やケガのリスク

お風呂でメガネをかけると、湿度でレンズが曇り、前が見えなくなる可能性があります。他にも汗でずれたり、メガネをかけたままだと頭が洗いにくかったりといった弊害が生じます。

メガネ自体が傷つく他にも、落としたメガネで相手にケガをさせてしまうリスクもあります。温泉など利用客が多くいる場所では、人とぶつかりメガネを落とす可能性も。落ちた衝撃でメガネが破損したり、誰かが踏んでケガをしたりすることも考えられるため、人が多い場所での使用はできるだけ控えましょう。

プラスチックレンズのコーティングが熱に弱い

メガネのレンズはプラスチック製が多く、表面には汚れや反射などを防ぐコーティングが施されています。レンズのコーティングは熱に弱いため、お風呂でダメージを受けるのです。

お風呂でメガネを使うと、熱によってレンズとコーティングが同時に膨張します。熱によりレンズが膨張すると、コーティングがその膨張についていけず、ひび割れが起きてしまいます。膨張の後に剥がれるケースもあるので注意しましょう。

金属パーツに錆や緑青が発生・火傷の恐れ

金属製のフレームやパーツ(ネジなど)のメガネをお風呂で使うと、錆や緑青が発生する可能性があります。お湯の成分が異なる温泉での使用は要注意で、成分により金属が変色、変形することも。

サウナでは火傷する恐れもありますので、金属が使われているメガネを温泉で使用することは特にすすめられません。

コンタクトレンズの使用は感染症などのリスクが

裸眼と比べ、コンタクトレンズは涙の自浄作用が低くなります。湿度の高いお風呂には雑菌が多いため、感染症のリスクが高まるかもしれません。

他にも、水を含む素材でできているコンタクトレンズは普通の水と浸透圧が異なります。お風呂の水が目に入るとコンタクトレンズが変形し、角膜を傷つける可能性があるので危険です。

#旅先のお風呂などメガネがないと不便な場合も

裸眼でも周りがぼんやりと見えていれば問題ありませんが、「何も見えない」と感じる視力の場合、メガネがなければお風呂が不便です。確かに裸眼で見えない状態より、メガネをかけた方が安全な場合もあります。

慣れた自宅のお風呂は蛇口やシャワー、シャンプーボトルなどの位置が把握できているため、裸眼での入浴は可能な方が多いでしょう。狭い空間なので移動することもほとんどありません。

しかし、旅行で温泉やホテルに行く場合、いつもと勝手が違うため、メガネをかけたくなることもあるかもしれません。

景色が楽しめる露天風呂がある場合なども、メガネを使って入浴したくなる方が多いかもしれません。露天風呂は足下が平坦ではないのでつまづきやすいですし、裸眼で景色がよく見えないのも露天風呂の醍醐味を1つ失うと感じるかもしれませんね。

また、家族でお子さんと一緒にお風呂に入る場合なども、メガネをかけて見ているほうが安心できるということもあるでしょう。

#どうしてもお風呂でメガネを使いたい!おすすめの方法

お風呂でメガネを使うことには多くのリスクがありますが、裸眼で周りがよく見えない状態でお風呂に入ることが不便なケースもあるでしょう。

そこで、どうしてもお風呂でメガネを使いたいときは「以前に使っていたメガネをお風呂専用にする」のがよいかもしれません。

新しいメガネに買い換えた際に、今まで使っていたメガネを不要なものとして廃棄せず取っておくのです。レンズのコーティングが熱でダメージを受けるために、普段使いのメガネをお風呂で使うことはおすすめできませんが、古いメガネをお風呂専用として使う場合は、割り切れば問題ないでしょう。

お風呂でメガネを使うことは基本的にはおすすめできませんが、どうしてもメガネを使わざる得ない理由もあるかと思います。裸眼では周りがほとんど見えないという方にとっては、裸眼でお風呂に入るよりメガネをかけているほうが安全でしょう。

ただ、温泉など人が多い場所でメガネを使用するときは、紛失しないように、メガネの管理に十分注意する事をお勧めします。